山本は「い号作戦」成功と同時に外交交渉を行う方針だった
山本五十六の戦死は、単に海軍の軍事指導部のひとりが亡くなったのとは比重が違う。どういう意味か。
山本の死で戦争を、政治と戦闘の組み合わせで考えることができる指導者がいなくなってしまったのだ。戦闘しか考えない軍事指導者は、つまるところ「戦争とは勝つまで続ける国家的行事」と…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り973文字/全文1,113文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】