衆院東京15区補選で自民が“ウルトラC”を画策…「小池都知事が乗れる候補を探せ」の魂胆
やはり呪われた選挙区なのか。IR(カジノ)汚職と公選法違反で立て続けに自民党現職議員が辞職し、区長まで立件された衆院東京15区(江東区)のことだ。
国民民主党が4月28日の補欠選挙に向け擁立した新人の公認を取り消し、26日浜野選対委員長らが会見。「過去に法令違反の可能性のある行為があった」ことが取り消し理由だ。詳細はプライバシーを理由に説明せず、訳が分からないが、「身体検査不足は、立憲民主党より先に候補を擁立したいと玉木代表が焦った結果だろう」(野党関係者)というお粗末な状況だ。
東京15区を腐敗させた諸悪の根源の自民党も候補者が決まらない。
「企業経営者など何人かのアプローチはあるが、公募して自民が独自に擁立しても勝機ゼロ。そこで党内で、あるウルトラCが画策されている」(自民党関係者)
ウルトラCとは、どうやら「東京都の小池知事頼み」ということらしい。