“棒読み癖”上川外相は「選挙の顔」になれるのか ポスト岸田へ地元・静岡県知事選で問われる真価
「上川さんが2カ所で行った街頭演説には、大勢の人が集まり、拍手で迎えられていました。ただ、2カ所ともJA(農協)の駐車場でした。人通りが多い場所じゃないから、恐らく動員でしょう。あれでは、上川さんに“集客力”があるのか分からない。なぜ、繁華街でやらなかったのか。人通りが多い場所じゃないと、集票も期待できないでしょう。しかも、12日は街頭に立たなかった」(県政関係者)
上川事務所によると、11日は日程調整がついたが、この先の日程は決まっていないという。
自民党内では、はたして上川外相が「選挙の顔」になるのか不安視する声があるという。
「4.28補選の1つだった島根1区補選の応援のために、上川外相は島根入りしています。島根県連の依頼を受けて松江市で講演している。しかし、候補者について、ホームページに書かれている程度しか触れず、あまり盛り上がらなかったといいます。上川外相は、国会答弁も官僚が書いたメモを棒読みすることが多い。応援弁士としての力量を疑問視する自民党議員がいるのは確かです」(自民党事情通)
「ポスト岸田」候補の上川外相は、どこまで地元の知事選で「集票力」をみせつけるのか。