「早期解散」訴える進次郎が野党時代に主張していたコト《変わったのは総理だけ。これで有権者は何を判断材料に投票をすればいいのか》

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「首班指名直後に可能となる」

 27日投開票の自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(43)。14日の日本記者クラブ主催の候補者討論会で解散のタイミングを問われた際、こう即答し、所信表明演説などを行わずに総選挙に踏み切る可能性を示唆した。

 首班指名のための臨時国会は10月1日の召集が検討されており、野党側は所信表明演説に伴う本会議質疑や衆参予算委員会の開催を求めている。しかし、小泉氏は「15日間もの総裁選があり、国民への判断材料も示されている」として応じず、「早期解散」に踏み切る考えだ。

 12日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」でも、立憲民主党野田佳彦元首相(67)が「任期はあと1年あるのに何で解散するのか。疑似政権交代でごまかそうということじゃないか」と指摘していることの対し、「野党が解散を求めないとおかしい」「疑似政権交代と言っていますけど、野田元総理のスローガンは“政権交代前夜”ですよね。だったら解散しろって言った方がいいですよ。そうじゃなかったら、“政権交代前年”とキャッチフレーズに変えないといけない」などと切り返していたのだが、小泉氏はかつて“真逆の主張”をしていた。旧民主党政権の時代だ。

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