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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

【現地ルポ】異様だったトランプ大統領就任式 MAGA支持者が殺到し「これで米国がまともな国になる」

公開日: 更新日:

 MAGAパワーもすごいが、目を見張ったのは、トランプ氏の背後に控えるイーロン・マスク(X会長、テスラCEO)、マーク・ザッカーバーグ(メタCEO)、ジェフ・ベゾス(アマゾン創設者)らの面々だ。今や世界を支配する超富裕テックビリオネアらを足元にかしずかせたトランプ氏。これだけの富と権力を一身に集めた大統領はこれまでいなかった。今やそのパワーには誰も逆らえないことを、世界に見せつけた強烈な演出だった。

 やはり寒さのために、恒例のパレードも同じアリーナ内で開催された。その直後トランプ氏は、今日1日で署名すると約束した50以上とされる大統領令の一部に、観客の目の前でサインしたのだ。サインし終わると彼は使った数本のペンを観客に向かって投げ始めた。世界の多くの人々の運命を左右する大統領令の深刻さと、そのパフォーマンスのギャップに唖然とするしかなかった。異例で異様な第2次トランプ政権が始まった。

  ◇  ◇  ◇

 中国発の動画投稿アプリ「TikTok」に対する態度を軟化させたトランプ大統領。第1次政権時に事業売却命令を出したのにもかかわらず、一変させた思惑などについて、●関連記事『【もっと読む】「私はTikTokが好きだ」…米トランプ大統領が一転、売却期限を90日間延長した理由と先行き』で詳報している。

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