シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(50)東條英機が戦時下で豪語した「国民無色」論

本土決戦(九州、関東)の構想を見ていくと、軍事指導者の戦争論がどのようなものであったのかが、全く不明である。その目的も何のためか、が曖昧である。私はこのことについて、近代日本の歴史的欠陥を感じるのだが、それはこのシリーズで明かしている戦時用語を見ていくと、より強く感じるのだ。
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