絶不調の巨人・岡本和真に光明…カブス戦で“メジャー超え”の打球速度180キロ、スイング速度133キロ
ここまでのオープン戦で打率.158。15日のドジャース戦も4タコに終わっていた。
巨人の主砲・岡本和真(28)のことだ。
昨季終盤に「左第五腰椎分離症」となり、11月に行われたプレミア12の侍ジャパン招集を辞退。今春のキャンプでもマイペース調整を続け、出遅れが心配されていた。
そんな巨人の主砲が昨16日のカブス戦で2安打2打点と復調の兆し。五回に左中間をやぶった2点適時二塁打は、速球派パレンシアの156キロをはじき返し、驚異の打球速度180キロ、スイングスピード133キロを叩き出した。いずれの数字も、カブスを含めたこの日の出場選手で最速だった。
巨人は昨季、4年ぶりにリーグ優勝を果たしたものの、シーズンを通して得点力不足に喘いだ。総得点462はリーグ4位。連覇に向け、打線強化が課題とされながら、オフに補強したのは守備型捕手の甲斐と新助っ人のキャベッジのみで、昨季全試合に4番で先発出場し、打率.280、27本塁打、83打点をマークした主砲が、今季も頼みの綱になりそうだ。