商店街のサンタ人形を窃盗→プレゼントされた飲食店&盗まれた商店街の困惑とその顛末
サンタ人形が盗まれた事件を地元メディアが取り上げたところ、飲食店の経営者が10日、交番を訪れ、「うちの店で働いている女の子が、お客さんからサンタの人形をもらった。盗まれたという報道を見て不安になった」と申し出た。署は指紋採取などの証拠保全を行い、13日午後、商店街の理事長にサンタ人形を返還した。
藤原容疑者は女の子にサンタ人形をプレゼントした当日の午後1時ごろ、市内の公営施設の駐輪場で他人名義の原付バイクのシートに火をつけた上、ナンバープレートを盗み、午後11時、器物損壊と窃盗の疑いで逮捕されていた。
「勾留中にサンタの窃盗事件が発覚し、防犯カメラや、従業員の証言などから犯行を特定した。本人は、原付については犯行を認めているが、サンタクロースに関しては、なぜか、『盗みなんてしていません』と否認している。商店街側は『クリスマスまでには戻してもらいたい』と言っていたので、早期に被害品を発見でき、返すことができて良かった」(捜査事情通)
東新町商店街の関係者は、冒頭のサンタ不在の張り紙をした意図をこう説明する。