山手線ロレックス強盗は「即興型共犯」だった…アイコンタクトから“あうんの呼吸”でタッグ
事前に打ち合わせをせず、現場で居合わせた者同士が協力して犯行に及ぶことを「即興型共犯事件」という。スリや痴漢でも、初対面の仲間同士がその場で協力し合うケースが見受けられる。
コロナ禍が一服し、外出や飲酒の機会が増えた23年、都内では寝ている乗客などからバッグや財布を盗む「仮睡者狙い」が前年比1.3倍の1284件発生。そのうち半数以上の662件が電車内の被害で、山手線内に限ると321件あった。
いつどこで誰に狙われているか分からない。