家族ぐるみで覚醒剤密売…81歳老母が55歳暴力団幹部をサポートした理由と役割

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 いい年こいた暴力団幹部が、離れて住む81歳の母親や同居の女まで使ってシャブの密売を繰り返していた。

 警視庁薬物銃器対策課と赤羽署、石川県警の合同捜査本部は26日、覚醒剤を販売したとして、住吉会幸平一家傘下の組幹部で無職の横田信裕容疑者(55)を覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで再逮捕した。

 横田容疑者は神奈川県秦野市に住む実母(81)や、東京都練馬区の住宅で同居する女(62)、幸平一家系の組員の男(50)らと密売組織を結成。密売人に違法薬物を卸したり、顧客に直接販売していたという。

「別の薬物事件で逮捕した男を調べたところ、横田らの密売グループにたどりついた。横田の自宅からは覚醒剤約222グラム(末端価格約1370万円)、大麻約162グラム(同約97万円)、合成麻薬MDMA2692錠(同約1615万円)の違法薬物が見つかった。密売グループは少なくとも2022年1月から違法薬物の密売を繰り返していた。横田がクスリ絡みで逮捕されるのはこれが5回目です」(捜査事情通)

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