登板直前に新制度決裂…マー君に「黒星」をつけた真犯人

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 パ・リーグのある球団幹部によれば、日米間で新入札制度(ポスティングシステム)の合意へ向けた話し合いが行われたのは、日本時間2日午前中のことだったという。

「メジャーのFA選手は前日に公示された。各球団がほぼ同時期にポスティングの準備もできるようにとの配慮から、当日の電話会談で最終的に合意する予定だったと聞いています」(パのある球団幹部)

 新たな入札制度のおおまかな内容は、すでにマスコミに報じられている通りだ。ところが――。

「交渉の最終段階、いよいよ成立かというタイミングになって、日本側が納得しかねると言い出したようなんです。新制度の中身はほぼ従来通りのもので、どうしても田中が欲しい米国サイドは日本側にかなり譲歩しています。なのに土壇場になって日本側がノーと言ったわけですからね。米国側は怒り心頭だったようで、交渉はそこで打ち切られてしまった。会談は大リーグ機構(MLB)、大リーグ選手会、日本野球機構(NPB)、日本プロ野球選手会の4者で行っただけに、反対したのはNPBか選手会なのでしょうが……」(同)

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