若手で大勝の阪神 選手は燃え、ファンは納得の“一石二鳥”

公開日: 更新日:

 生きのいい選手がいるじゃないか。阪神は開幕4試合で3度の2ケタ失点。ところがこの日は投手陣が踏ん張り、打線が爆発した。

 先発マウンドは大卒のルーキー左腕・岩崎(国士舘大=ドラフト6位)。プロ初登板で中日打線相手に5回3安打無失点と好投。試合のリズムをつくると打線も奮起した。

 四回には負傷で戦列を離れている西岡の穴埋めとして出場している上本が四球を選び、この出塁を足がかりに、大和、新井良、俊介らの安打で一挙4得点。六回も新井良の連続適時打に、代打の新井兄も満塁の走者を一掃する中越え二塁打を放ってアピール。

 こうなったら打線の勢いは止まらない。七回には打者一巡の猛攻で6点を追加。終わってみれば、先発野手全員の16安打で大量15点。

 和田監督は投壊の流れを止めてプロ初勝利を挙げた岩崎を「合格点。満点。ピンチか何だかわからない顔をして投げていた。立派だね」といって褒めた。

■西岡と福留にポジションはない?

 それにしても、この日は控え組がやたらハッスルした。上本だけでなく、不振の福留に代わって右翼を守った俊介も2安打2打点。今季はゴメスの加入でスタメン落ちが増えそうな新井兄弟も2人で計4安打6打点だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方