東京五輪では卓球日本代表も「中国系」が席巻する可能性
日本だってそうなるかもしれない。
卓球の各国代表には、中国出身、中国系の選手が多い。この日、日本女子がストレート勝ちした米国チームのリリー・チャンやエリカ・ウーもそうだ。
日本女子はロンドン五輪で銀メダルを獲得。男女を通じ史上初のメダルに国民は沸いた。
「6年後の東京五輪では大きな壁である中国を破り、是が非でも金が欲しい」と関係者は口を揃える。
女子のジュニアには、ドイツ・オープンのダブルスを史上最年少の13歳で制し、翌週のスペイン・オープンにも勝った平野美宇、伊藤美誠など逸材がゴロゴロいるが、体格面が不安だ。ロンドン五輪のシングルスで金、銀を分けた中国の李暁霞や丁寧はいずれも170センチ以上。福原や石川より10センチ以上も高い。女子日本代表の村上監督も、素質のある大型プレーヤーの出現を望んでいる。
そんなわけで「中国の強化選抜に漏れたジュニアを引っ張ってくればいい」という声も一部に出ているそうだが、東京五輪は中国系選手が日の丸をつける可能性は十分にある。