今年1月の全日本選手権ジュニア男子で優勝した張智和(10)は、両親が中国人で母親は卓球の元中国代表。この少年は東京五輪での金メダルを目指し、昨年8月に帰化申請している。
両親が元中国のナショナルチームに所属した加山裕(12)も、4月から寄宿制で有望選手を育成強化する日本オリンピック委員会のエリートアカデミーに入校。「夢は五輪チャンピオン」ときっぱり。このアカデミーには、すでに身長が173センチで母親が元中国の卓球選手だった浜本由惟(15)もいる。
日本の卓球にも、中国人の血を頼りにする日がやってきそうだ。