自らの起用法を棚に上げ…巨人・原監督が主力をメッタ斬り

公開日: 更新日:

■「合う打順はないね!」

 そして、最も危機的状況なのは新人時代の10年以来となる屈辱の「9番」で出場した長野である。この日も元気なく3タコ。打率が.268まで落ちてきた長野に、原監督は「長野ねえ~」とため息をつくと、「どこの打順がいいんだろうと試行錯誤しているんだけど…」と言うや、声のトーンを上げた。
「合う打順はないね! 合う打順を自分で見つけて欲しい。(長野の質問は)それで終わり!」

 自ら会見を打ち切り、スタメン落ちを示唆したのだ。最近7試合で1番を打っていた長野は、15日のヤクルト戦で8番、その前の試合は3番と猫の目打線の中で最も目まぐるしく打順が変わっていた。「毎日、天と地ほど役割が変わるチョーさん(長野)がかわいそう」と言うチームメートの同情の声も、原監督はお構いなし。実績ある中心選手たちが思ったように働かないことで、指揮官はイライラが募っている。打線の低調は、コロコロと打順を変える選手起用にも原因があるとは考えないのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末