GKナバス好守連発で初8強 コスタリカ旋風まだ止まず

公開日: 更新日:

 旋風はまだ終わらない。W杯決勝トーナメント1回戦コスタリカ-ギリシャ戦は、後半途中に退場者を出したコスタリカが、50分以上に及ぶギリシャの猛攻をGKナバスを中心に10人で守り抜き、PK戦の末に勝利。90年大会以来2度目の決勝トーナメント進出で初の8強入りを決めた。

 試合が動いたのは後半7分。コスタリカは左サイドからMFボラニョスが中央に横パスを入れると、FWルイスが左足ダイレクトで合わせる。ボールに勢いはなかったものの、これがラッキーシュートに。タイミングをずらされたギリシャGKカルネジスは、一歩も動けなかった。

 後半21分にはコスタリカのDFドゥアルテがこの日2枚目のイエローカードで退場。最終ラインを5バックから4バックに減らし、苦しい展開に追い込まれた。後半ロスタイムにはギリシャのパワープレーで同点に追いつかれてしまう。

 延長戦もコスタリカは守りを固め、攻めは前線のFWキャンベルひとりに頼りっ切り。一方的なギリシャペースになるが、コスタリカを救ったのがGKナバスだ。後半終了間際、ギリシャDFトロシディスの右からのアーリークロスをFWミトログルがヘディングで合わせ、あやわ逆転弾のシュートを放つが、ナバスが好反応を見せる。延長後半2分、同8分、同11分とギリシャに訪れた3度の決定機もスーパーセーブで防ぎ、最後までゴールを割らせなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方