釜本氏が見たベネズエラ戦 「アギーレ監督は楽しみな指揮官」

公開日: 更新日:

 まずはベネズエラ代表に「失礼しました」と謝らないといけないですね。ブラジルW杯予選でアルゼンチンを破るなど躍進著しいとはいえ、どうしても「野球の盛んな国」というイメージを払拭できないでいたからです。

 日本戦ではプレスも効いていたし、球際もハードでした。非常に良いチームだったね。ただし、アギーレ日本代表にとって、勝ち切らないといけない試合だった。

 2失点ともにミスから生まれた。ストライカーというのは、こと南米系の選手に顕著だが、ペナルティーエリア内でシュートを打てないと判断した場合、次善の策として「うまく倒れてPKを奪おう」と考える。

 DF水本(29)は経験も豊富だが、対応が遅れたせいで「相手選手を追い掛ける」ようになった。そういう状況でスライディングタックルを仕掛け、相手が倒れると審判に与える印象が、どうしても悪くなってしまう。

 さほど触れてなくても「倒した」というコトになる。南米的ズル賢さといえばそれまでだが、水本に限らず、DFは肝に銘じないといけない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方