ヤ軍GM留任 暗雲漂うマー君の「前途」とイチローの「去就」

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 キャッシュマンGMは留任決定後の電話会見で田中に言及。「(もう大丈夫だという)保証はないが、復帰まで問題なかったことで安堵した部分はある。今後に向けたいい兆候だ」とコメントした。右肘に関してはまだ半信半疑のうえ、「実現はしなかったけど、キャッシュマンはタナカが来季も本当に投げられるかどうか確かめるため、シーズン終了後にキャンプ地のタンパで『追試』を行う構想を温めていた。そこで異常が出れば即手術でした」とは前出の記者だ。

■球団内にはGMの能力を疑問視する声も

 同GMの留任はイチローの去就にも影響する。今季は143試合に出場して2割8分4厘。レギュラー陣の中で最も高打率を残した。中でも9月はコンスタントに安打を量産したものの、前途は極めて厳しい。

 ジラルディ監督はシーズン終了後の会見で来季構想に関して、「今年のように35歳以上の選手が4人も5人もいることはないだろう。我々は若返る」と発言。外野手のメンバーにベルトラン(37)、ガードナー(31)、エルズベリー(31)の名前を挙げながら、イチローには触れなかった。

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