ドジャース大谷の「打点王」を阻むダークホースはカブス鈴木誠也…得点圏打率.356、34打点はリーグ2位
今季のナ・リーグは日本人同士による熾烈なタイトル争いが繰り広げられそうだ。
同じ1994年生まれのドジャース・大谷翔平とカブス・鈴木誠也(ともに30)が揃って打撃好調だからだ。
日本時間12日のダイヤモンドバックス戦で2安打を放ち、連続試合安打を今季自己最長の9に伸ばした大谷は12日現在、打率.308(リーグ7位)、12本塁打(同3位)、21打点(同36位)。昨季、本塁打(54)、打点(130)の2冠を獲得した大谷にしては打点が物足りないとはいえ、得意とする6月以降、打点を量産する可能性は十分にある。三冠を狙うそんな大谷に立ちはだかるのが同学年の鈴木だ。
鈴木はドジャースとの日本開幕シリーズ2試合で8打数無安打と出遅れた。さらに、4月13日のド軍戦でヘッドスライディングした際、右手首を痛めて3試合の欠場を強いられたが、復帰後は勝負強さを発揮。得点圏では打率.356(45打数16安打)、4本塁打、25打点。ここまで34打点はリーグ2位タイにつけており、トップのメッツ・アロンソ(36打点)を2点差で追っている。