初戦マリー戦は完全アウェー 錦織「ツアー最終戦」の不安材料

公開日: 更新日:

「会場はマリーの地元イギリスで、しかも初日のシングルス第1試合(9日・日曜日午後2時=日本時間同午後11時)です。地元の大会なら、当然マリーが主役。主催者からすればマリーが錦織を倒して大会を盛り上げ、お客を呼びたいはずですし、マリーには地元の大応援がつく。錦織にとってはいきなりの完全アウェー戦です。錦織が常に主導権を握られるようだと、マリーの“引き立て役”になってしまうかもしれません」

 その一方で、マリーにとっても錦織はやりづらい相手だという。

「マリーはこれまで錦織に完勝してきました。戦績を見ても、地元ファンは勝って当たり前だと思っている。しかし、8人の中で、今一番乗っている選手は錦織です。しかも、今年の錦織はチャン・コーチによって別人のように強くなった。スタミナがあって粘り強い守備を見せるプレースタイルは、互いに似ている。今の錦織はマリーよりも攻撃的。マスターズ・パリ大会は疲労でジョコビッチに完敗でしたが、疲れが取れてUSオープンの時のような状態に戻れば、ツアー最終戦に過去5度出場し2度準決勝に進出しているマリーも苦戦すると思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方