錦織だけじゃない グランドスラム出場選手の“王様待遇”

公開日: 更新日:

 錦織圭(25=世界ランク5位)の活躍によって、初めてテニスの試合をじっくりとテレビ観戦したというファンは少なくないだろう。

 現在行われている全豪オープンを見ていると、選手はまるで召し使いが付いている王様のようだ。コートでは機敏に動くボールボーイがいるので、卓球選手のようにガッツポーズしながら地面を転々とする球を拾うこともない。

 タオルやドリンクの受け渡しも完璧で、ベンチに座れば訓練されたコート係がセットされている。ラケット交換の際にはラケットを覆っているビニールまで外してくれる。ガットの張り替えが必要なら、走って対応してくれる。

 全豪、全仏、ウィンブルドン、全米といったグランドスラム(4大大会)は、出場するだけで名誉なこと。選手はコートの外でも至れり尽くせりだ。現地で取材するテニスジャーナリストの塚越亘氏が言う。

「男子のプロテニスツアーを運営するATPは、昨年までメルセデス・ベンツがオフィシャルスポンサーでした。そのため、自動車メーカーがスポンサーに付いていない大会ではベンツが選手の送迎車でした。全豪の場合は、大会公式スポンサーである韓国自動車メーカーのKIAの車両を使っています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ