松井秀、大田の例も 巨人ドラ1岡本に早くも「外野転向」の声
■打撃力には絶賛の嵐
新人合同自主トレでは、軽くノックを受ける程度。本格的な守備練習はまだ行っていない。にもかかわらず、「守備は時間がかかる」という意見が首脳陣や関係者から相次いだ。一軍の川相ヘッドコーチは「思ったよりも動けていた」と話したものの、「思ったよりも」というところに、現在の首脳陣の評価が表れている。岡本は高校時代、左翼を守ったことがある。
打撃に関しては、連日視察した内田二軍打撃コーチをはじめ、岡崎二軍監督らが「柔らかい。バットコントロールがいい。素晴らしい素材」などと絶賛の嵐。高校通算73本塁打を誇るスラッガーの片鱗を見せ始めている。
岡本はこの日、「覚えることが多くて勉強になった。座学では栄養学やビジョントレーニングもやって印象に残っている」と総括した。
打撃力を生かすため、早ければキャンプ中にも原監督が「外野転向」を決断する可能性がある。