「松坂はさらし者」 ソフトB佐藤コーチの指導に権藤博氏怒り

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 松坂はここ6年間で23勝と精彩を欠き、11年には右肘の手術を受けた。米国では投球フォームに試行錯誤したこともあって、苦しんだことは確かだ。修正しなくてはいけないポイントがないとは言わないが、まだ始まったばかりである。

 松坂が佐藤投手コーチに「気が付いたことがあれば言ってください」と言ったのだとしても、私なら投球後に部屋へ呼び、1対1で意見を交換するというやり方をとる。ほかの選手も報道陣もファンも見ている前で、手取り足取りなんてことは絶対にしない。それをやったら、選手はさらし者だ。

 肩の開きが早いだの、肘が下がってるだのと欠点をあげつらわれたら、選手は余計にそれを気にして、悪い暗示にかかるもの。いいことなどひとつもない。実戦に入ってそれでも調子が上がらない、結果が出ないとなったときに初めて修正すべきだ。

■メジャー経験者は努力する姿を見せないもの

 松坂はキャンプ初日、午後になってひとりブルペンに現れると、すべての報道陣に退出を願い出て、ドアを閉め切った。中で立ち投げを行ったあとに再びメディアの前に姿を見せ、こう言った。

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