サッカー代表「後任探し」難航 3月強化試合は日本人が代行か
■“真っ白”な外国人監督が果たしているのか
その後任監督探しだが、スッタモンダ中。スポーツ紙によると有力候補の出身国はイタリア、スペイン、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ドイツ、オランダ、ブラジルと多岐にわたり、20人以上の名前が飛び交った。
12日には一部スポーツ紙がローマやゼニトなどで指揮を執り、欧州CLにも出場したイタリア人指揮官ルチアーノ・スパレッティ氏(55)の顔を1面に載せて「本命 近日中にも条件提示」と大見出しを打った。スパレッティ氏が本命かどうかはともかく、いずれにしても後任監督が外国人であることに変わりない。しかし、諸外国のサッカー事情を鑑みるに「スネに傷のない監督」が果たしているのか、非常に心もとないと言うしかない。
「13年に欧州警察機構が《この1年半に約680試合で八百長が行われた》と発表。シンガポールの警察当局が《八百長撲滅のために強権を発動する。シンガポール人を含む国際犯罪シンジケートを必ず撲滅する》という声明を出しましたが、サッカー界で八百長や違法賭博など挙げればキリがない。どんなに身体検査をやっても、完全にシロという外国人監督は、残念ながらいない可能性の方が高く、今回のアギーレ騒動のように正式サインを交わした後に発覚することも十分に考えられます」(スポーツライター・平野史氏)