スイング改造には21日間の我慢が必要
ボールを打つことも重要だが、ただ漠然とボールを打つだけではスイングは変わらない。悪い癖を効率良く修正するためには、練習器具を使った方がいいと教えてくれた。
そして、練習する上で大事なことは、違和感を毛嫌いしないことだ。
「練習でスイングを変えようとすると、違和感が必ずつきまといます。でも練習とは違和感との戦い。細胞は21日間で新しくなるそうです。だから、21日間続ければ違和感は自然になくなってきます」(片山プロ)
気持ち良くスイングすることが大事だと教えるプロもいるが、気持ち良さを求めると、スイングを変えるのは難しい。人間は変化することより、現状維持を気持ち良く感じる生き物だからだ。
練習しているのに、いまひとつ成果が出ない。悪い癖を直そうと思ってボールを打っているのに、スイングが一向に変わらない。
この手の悩みをもしも抱えているならば、片山プロが実践しているように、違和感と21日間付き合ってみてはいかがだろうか。
(ゴルフライター・マーク金井)