由伸が自打球、阿部も故障寸前…巨人アラフォー“青息吐息”

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 原監督が今季のキーマンに挙げるもうひとりのベテラン阿部慎之助(35)も、18日から完全別メニュー調整を強いられている。16日の沖縄2次キャンプ初日に、「右足の張り」を感じたことが理由になっているが、実際の状態は「肉離れ寸前」だという。右ふくらはぎの肉離れは、11年に「開幕二軍」の原因となった古傷。その後も何度か再発している、阿部にとっての爆弾だ。今年3月で36歳になる満身創痍の体の負担を考慮して決まった捕手から一塁への完全コンバートが、かえって足腰に負担をかけているという見方もあるから皮肉な話。あらためて、スペアを用意する必要性が浮き彫りになっている。

 この日は、前日19日の試合で足に自打球を当てた村田修一(34)も別メニュー調整。練習に合流した同年齢助っ人のセペダも、先日までキューバ代表の一員として出場していたカリビアンシリーズで17打数8安打7打点と大爆発。とはいえ、52試合で打率.194、6本塁打に終わった昨季の成績を見れば、計算はできない。原監督が強引にでも世代交代を推し進める気持ちは分からなくはない。

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