チーム低迷で監督解任の噂 今季初マルチのイチローは安泰か
ベテランの奮闘もチームの勝利には結びつかなかった。
マーリンズ・イチロー(41)が21日(日本時間22日)のフィリーズ戦に「6番・左翼」でスタメン出場し、4打数2安打1得点。移籍後初のマルチ安打を記録した。1-2で迎えた五回には逆転をお膳立てする左前打を放ったが、終盤に救援陣が打ち込まれてチームは今季最長の5連敗。
ここにきてマイク・レドモンド監督の責任論が浮上。MLB公式サイトによれば、この日の試合前にはジェフリー・ロリア・オーナー、ダン・ジェニングスGMが敵地のクラブハウスでレドモンド監督と会談し、指揮官の進退問題について話し合いが行われたという。
マーリンズのロリア・オーナーはこれまでに2度、シーズン中に監督を解任した激情家。すでに監督解任を報じる米メディアも現れる中、イチローは大丈夫か。
今季は4人目の外野手として、ここまで14試合に出場。主に代打で計27打数7安打の打率2割5分9厘、4得点。今後、調子が上がらなければ、オーナーの逆鱗に触れて、クビになるようなことはないか。