弱気の現役復帰宣言 浅田真央に立ちはだかる新ライバルたち

公開日: 更新日:

「ソチ五輪、世界選手権が終わってからは最後の1年と思って、やり切った気持ちが大きかった。でも、休んでいる時に自然と試合に出たいなと思ってきました」

 18日、こう言って正式に現役復帰を表明した女子フィギュアスケート浅田真央(24)。昨年5月からおよそ1年に及ぶ休養の末の現役続行宣言とあって、会見場には100人を超える報道陣が押し寄せた。人気者の復活にファンもスケート関係者も大喜びだが、もろ手を挙げて喜んでばかりもいられない。

 浅田は今シーズンが始まる直前の9月に25歳を迎える。本人も会見で「私は今24歳なので、スケート界ではベテラン」と語ったように、女子フィギュアの絶頂期は子供から大人に差し掛かる10代後半から20代前半といわれる。仮に24歳の浅田が今、トリプルアクセルを含めた高難度のジャンプを跳べたとしても、今後の伸びしろは限りなく少ない。本人もそれを理解しているから「今の目標は以前のレベルに戻ること。現段階で(3年後の)五輪は考えていない」と弱気発言を繰り返したのだろう。

 諸外国のライバルの調整具合も見過ごせない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」