“清廉潔白”が追い風に ジーコ氏FIFA会長就任の現実味
というのも、一大スキャンダル後の出直し会長選には、何よりも清廉潔白さが求められ、これが追い風となるからだ。
「スキャンダルにはカネとオンナが付き物。しかし、両方ともジーコには無縁です。ジーコは、10代の頃に初めて付き合ったサンドラと22歳の時に結婚したしたが、一度も浮気をしたことがないといわれていますし、お金にもクリーンです。鹿島時代に何社かCMに出演しましたが、ギャラはすべて仲介した旧知のブラジル人に渡したほどで、本業のサッカー以外のカネは受け取らない。それがジーコのモットーなのです」(前出のジャーナリスト)
会長選でブラッターに一票を投じたといわれる日本サッカー協会。悔い改めて「ジーコFIFA会長」実現のために奔走すべきだろう。