5年前に監督代行経験 ヤクルト小川SDが語る「オリとの違い」

公開日: 更新日:

■「全員が同じ方向を向かないと」

――打順を大胆に組み替え、不調の外国人選手をスタメンから外しましたよね。

あの時のヤクルトは、今のオリックスとは違って、負けの原因がはっきりしていましたからね」

――具体的に言うと?

「当時のヤクルトはピッチャーがそこそこ踏ん張っていたのに、打線が援護できない得点力不足の状態が続いていました。守備に目をつぶってでも打てる打者を並べて得点力を上げないといけなかった。そこで調子の悪い外国人選手を外して、内野手の控えだった畠山を外野手で使ったりしました。当時の畠山は守備はソコソコでしたが、打つ方は定評がありました。外野での起用は賭けでしたけれど、どん底のチームが勝つチームになるためには何か思い切ったことをしないと変わらないと思いましたから。私の場合は幸運にもそれがいい方向に行っただけです」

――中軸を打っていた青木(現ジャイアンツ)を1番に戻したのも得点力アップのためだったのですか?

「青木は塁に出る確率が高い。塁に出れば得点できる可能性も高まるわけです。打順の変更など、ラインアップによって得点力は大きく変わってきますからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議