ミラン3年目の本田圭佑に聞く「トップ下で生き残れるか?」

公開日: 更新日:

――1カ月後には今季セリエAが開幕します。

「ようやくトップ下に戻ってきました。トップ下というのは、独特な感覚が必要です。ボールを受けるのも(位置が)1メートル違ったら、受けられるボールも受けられなくなります。そうした微妙な感覚を早く取り戻したいと思っています。1カ月後には、もっと良くなっていると思います」

――東アジアカップ(中国)が、2日(女子は1日)に開幕します。

「前回大会で優勝していますし、(連覇を期待される)プレッシャーに打ち勝つのは簡単ではありません。(東アジアカップの)日本代表には、確実に(高い)ポテンシャルがある。やはり相手ゴール前、自陣ゴール前の《勝負どころ》での攻防がポイントになるでしょう。期待する選手ですか? まぁ、出てくる選手全員に注目したいと思います(笑い)」

 R・マドリード戦後の本田は、最近めったにないほど冗舌に《今の自分》についてしゃべった。トップ下を「自分の家」と言い切り、慣れ親しんだ本職に戻ったことで、本田が今季への大きな自信と手応えをつかんだのは間違いない。現役時代にFKの名手だったミハイロビッチ新監督との出会いも前向き要素。元DFの指揮官が、守備組織の構築にいち早く着手したことで強豪R・マドリードを零封した。本田自身も再三スライディングタックルを披露するなど泥臭さを前面に押し出した。これはプラスの変化といえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 3

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  4. 4

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 5

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ