ミラン3年目の本田圭佑に聞く「トップ下で生き残れるか?」

公開日: 更新日:

――1カ月後には今季セリエAが開幕します。

「ようやくトップ下に戻ってきました。トップ下というのは、独特な感覚が必要です。ボールを受けるのも(位置が)1メートル違ったら、受けられるボールも受けられなくなります。そうした微妙な感覚を早く取り戻したいと思っています。1カ月後には、もっと良くなっていると思います」

――東アジアカップ(中国)が、2日(女子は1日)に開幕します。

「前回大会で優勝していますし、(連覇を期待される)プレッシャーに打ち勝つのは簡単ではありません。(東アジアカップの)日本代表には、確実に(高い)ポテンシャルがある。やはり相手ゴール前、自陣ゴール前の《勝負どころ》での攻防がポイントになるでしょう。期待する選手ですか? まぁ、出てくる選手全員に注目したいと思います(笑い)」

 R・マドリード戦後の本田は、最近めったにないほど冗舌に《今の自分》についてしゃべった。トップ下を「自分の家」と言い切り、慣れ親しんだ本職に戻ったことで、本田が今季への大きな自信と手応えをつかんだのは間違いない。現役時代にFKの名手だったミハイロビッチ新監督との出会いも前向き要素。元DFの指揮官が、守備組織の構築にいち早く着手したことで強豪R・マドリードを零封した。本田自身も再三スライディングタックルを披露するなど泥臭さを前面に押し出した。これはプラスの変化といえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ