ミラン3年目の本田圭佑に聞く「トップ下で生き残れるか?」

公開日: 更新日:

 セリエAのミランで昨季、29試合6得点の数字を残した日本代表MF本田圭佑(29)。「名門クラブの背番号10にしては物足りない」という評価は根強く、放出の噂も飛び交っている。本田はミハイロビッチ新体制になり、重要な戦力になり得るのか? インターナショナル・チャンピオンズ杯(中国・上海)のレアル・マドリード戦(7月30日)に出場した本田をサッカージャーナリスト・元川悦子氏が現地で直撃した。

――R・マドリード戦は後半からトップ下でプレー。ルイス・アドリアーノ、バッカの新加入FW2人とのコンビネーションが試されました。

「まだまだですね。もっと高いレベルでの攻撃を求めていかないとダメだし、相手が“怖い”と思うような攻撃を仕掛けていきたいと思います」

――トップ下としての自分の役割は何ですか?

「自分としては、完全に《はまり役》だと思っています。トップ下での起用が続けば、間違いなく《結果を出せる》という感じを持っています。ミランというクラブでプレーする以上、攻撃、守備の両面で世界のトップレベルが求められる。パスや連係など2、3人の選手が絡めば、大抵の(相手守備の)組織を崩せるでしょう。より高いレベルを常に追い求めていきたいと思っています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ