リトルのコーチ証言 清宮は体感150キロの速球を打ち返した

公開日: 更新日:

 北砂リトルの日高淳二監督(43)は同チームのヘッドコーチ時代、シート打撃で幸太郎と何度も“対決”した。リトルのマウンドはソフトボールと同じ14.02メートル。その1メートルほど手前から120キロ超の直球に加え、変化球を織り交ぜる。体感で150キロはあろうボールを幸太郎は8割方、打ち返した。

「小学生が120キロの球を簡単には打てない。他の部員は空振りが多く、バットに当てるのがやっと。でも、幸太郎は見事に打ち返す。右中間方向に見える(砂町水再生センターの)煙突をめがけて何本打たれたことか……(苦笑い)。幸太郎の最大の武器は巧みなバットコントロール。長距離打者として注目を集めていますが、本人も『ヒットの延長が本塁打』と話しているように、常にミートすることを心がけていた。だから芯で捉える確率が高く、右へ左へ速い打球が打てるのだと思います。ゆっくり投げた球をワンバンのゴロで打ち返すトス打撃をさせても、こちらが教えるでもなく、球が内側に来たら腕を畳み、外側に来たらヘッドを走らせて打った。どうやったらうまくできるかを自分で考え、気づく能力にも長けていました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議