2連発で全開宣言 巨人村田の尻に火を点けた“新助っ人効果”

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 5日のヤクルト戦、巨人が村田修一(34)の2打席連続本塁打の活躍で、通算1万試合目を勝利で飾った。

 五回に右中間へソロを放つと、1点ビハインドの七回には2打席連続となる逆転2ランを左翼席へ運んだ。7試合連続安打でこの間、23打数10安打。打率は.246だが、ようやく目が覚めてきた。

 村田が打ち始めたのは先月29日のDeNA戦から。新外国人のアレックス・カステヤーノス(29)が来日初練習を行ったのもこの日だった。球団関係者が明かす。

「カステヤーノスは会見で『三塁と一塁がメーン』と言ったことから、不振が長引く三塁・村田の代役なのは明らかな補強。先週、村田はテストのように一塁で先発出場。4月に三塁もできるという触れ込みで加入したフランシスコは、ライバルにもならずに二軍落ちしたが、助っ人に三塁に定着されたら今度こそやばい。そんな危機感が打撃を覚醒させたんでしょう」

 そのカステヤーノスの方はぱっとしない。デビュー戦の2安打以来、無安打が続く。「3番」で出場したこの日も3三振を含む4タコと精彩を欠き、打率は.125。デビュー以来、守備位置は左翼だが、三塁に殴り込みをかける前に、早々にスタメンから外れそうな雲行きになってきた。

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