早実OBの荒木大輔氏が清宮に助言「重圧とどう向き合うか?」
僕は高校時代は、自分の中で割り切っていたところがありました。いくらマスコミが大騒ぎしても、これは言葉は悪いですが、お金をもらってやっているわけではないという感覚が凄くあった。失敗したからって何なの? っていう(笑い)。そういう意味で大きな重圧を感じることはなかった。
それに早実では、先輩が騒動から守ってくれましたし、騒がれることを理解してくれる仲間が多かった。学校自体が注目されやすいのもあるかもしれません。今も、そういう雰囲気があって、先輩たちがノビノビとやれる環境を作っているように感じます。
清宮君は高校3年間、先々の思い出を作ろうというくらいの気持ちで、自分の思うままに、仲間と一つのものに向かってやってくれたらいいなと思っています。(談・荒木大輔氏、83年卒)