ポレダはヤクルトが丸裸 巨人投手陣に「クセバレ恐怖症」拡散
牽制するか、しないか。直球か、変化球か。投球フォームの「クセ」がバレると、投手にとっては致命的だ。
2日のヤクルト戦で左腕ポレダが初回に2盗塁を許した。右足が動く前にスタートを切られたことで、系列スポーツ紙は「クセ丸裸」と1面でデカデカと報じた。ご丁寧にも、セットポジションの際の首の動きうんぬんと教えてくれている。とはいえ、この時期までクセを“放置”していたのは大問題。投手コーチはどうかしている、という話になるからだ。
さらに厄介なのは、クセバレ疑惑がポレダだけじゃないことである。他に菅野、マイコラス、高木勇の先発4本柱全員。救援陣では山口、マシソンなどの主力級に軒並み「クセバレ」がささやかれているのだから穏やかではない。
エースの菅野はヤクルトに0勝3敗、防御率6.89。マイコラスは広島に0勝2敗、同7.71。高木勇はDeNAに1勝3敗、同6.14。なぜか1球団にだけ集中的に打たれているのだ。
「勝利の方程式」の一角、山口は広島に同4.05、中日に同5.68。マシソンは阪神に同4.50、DeNAに同4.91。こちらも苦手とする球団がある。セ・リーグのあるスコアラーがこう言った。