ポレダはヤクルトが丸裸 巨人投手陣に「クセバレ恐怖症」拡散
「セでクセの解析に定評があるヤクルトと広島の2チームに打たれるなら可能性はある。でも一言にクセといっても、セットや牽制、投球フォームで球種が分かるなど多岐にわたる。仮にフォームの小さなクセをスコアラーが指摘したところで、打者が判別できず、そのまま球がきちゃうこともある。実戦で生かすのは難しいことなんです」
特に敏感になっているのは山口だという。巨人のチーム関係者が言う。
「昨年マツダスタジアムの広島戦の防御率だけが17.18と異常に悪く、本人はクセバレを警戒。コーチらと映像を繰り返し見てフォームをチェックしたけど、確信を得るまでには至らなかった。今年も広島戦は苦しんでいるから、まだ気にしているでしょうね」
巨人投手陣の「バレているんじゃないか」という疑心暗鬼――。これが一番の大敵かもしれない。