収支赤字、頼みの和毅も連敗…ボクシング亀田三兄弟の凋落

公開日: 更新日:

 6日(日本時間7日)に米国で行われたボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ。亀田家三男の和毅(24)は5月に敗れた王者のマクドネル(イギリス)にリベンジマッチを挑んだものの、0-3の判定負けで返り討ちに遭った。前座を務めた次男の大毅(26)も、格下のルイス(メキシコ)に惨敗した。大毅は敗戦後、「弱いな、オレ……」とつぶやいた。

 亀田一家は昨年、日本ボクシング界から追放。7月に和毅がメイウェザーなど数多くの世界王者を抱える代理人のアル・ヘイモンと契約し、その後は長男の興毅(28)、大毅も引き取ってもらったが、「昨年、興毅が戦ったのは1試合。本人がブログなどで明かしているように、そのファイトマネーはたったの200万円でした。飛行機代と宿泊費などの経費を考えれば、ほとんど赤字です。日本でタイトルマッチ1試合の値段が約2000万円だったことを思えば、隔世の感があります」(スポーツライター)と、生活は困窮している。

 長男の興毅が先日、10月にタイトルマッチを行うWBAスーパーフライ級王者の河野公平の会見に乱入し、「練習せんでも勝てるわ」と挑発したのも必死の話題作り。メディアの耳目を集めカネにするためには、大言壮語を続け、傍若無人を演じなければならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情