アジア勢に苦戦は「選手の問題」 鬼ハリル“戦犯”扱いに異論

公開日: 更新日:

 NHK・BSが放送したW杯2次予選カンボジア戦(3日)で解説を務めた元日本代表MF木村和司氏が「あの(ハリルホジッチの)態度が気に入らない。自分のチームなのに『なぜなんだ?』という態度をとるじゃないですか」と言っていた。

 確かに試合中、ベンチ前で仁王立ちのハリルホジッチ監督(63)は、選手がミスするたびに両手を広げながら大声を発し、ひとたび頭に血がのぼると足元のペットボトルを蹴り上げることもしばしばである。

 ピッチ外でも「所属クラブでレギュラーじゃないと代表に呼ばない」と断言。「体調管理ができないヤツは呼ばない」と言い放ち、体脂肪の数字が意に沿わないとネチネチ嫌みを言い続ける。

 そんな指揮官に選手たちは戦々恐々。気に入られようと顔色をうかがいながらプレーしている。するとスポーツ紙などマスコミも「監督の指令によって管理されてチームの雰囲気は暗い。選手は持ち味の40%くらいしか発揮できていない。明らかに弱体化している」とアジア相手に四苦八苦している日本代表の「戦犯は指揮官だ!」と一大キャンペーンである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる