07年の“強奪”再現 巨人「大補強リスト」に載る大物5人の名前
「球団には相当な危機感がある。今季の開幕戦の先発メンバーの平均年齢は31.8歳。12球団で中日に次いで2番目に高かった。野手では36歳の阿部、34歳の村田に明らかな衰えが見え、投手では33歳の内海、34歳の杉内もそう。巨大戦力といわれながら投打の柱が老朽化し、チームがガタつき始めているのは明らかです。大規模な補修工事が必要という共通認識がフロントにはあります」
巨人のチーム関係者がこう言った。大規模な補修工事――つまり、オフに大補強に乗り出す可能性が高いということだが、すでに周辺からは具体的な名前が漏れ伝わってくる。
「補強リストのトップにいるのは、ソフトバンクの松田(32)でしょう。6月に海外FA権を取得し、今季限りで2年契約が切れる。今年は自身初の30本塁打。巨人の貧打を打開する救世主になり得る存在です。が、ソフトバンクがこのチームリーダーの流出をみすみす許すわけがなく、条件の勝負になったら巨人も太刀打ちできない。そこで両にらみで浮上してきているのが、ライバル球団の優良助っ人外国人だと聞いています」(日本テレビ関係者)