10.3復帰初戦は強敵揃い 浅田真央「惨敗なら引退」に現実味
浅田真央(24)は1年の休養を経て来月のジャパン・オープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)で現役復帰する。すでに練習では「代名詞」ともいえるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にチャレンジしながら、自らのモチベーションを高めている。
ところが、フィギュア関係者は、「反動が怖い」と漏らす。復帰初戦で好成績を残せば、今後の現役生活に弾みもつくが、惨敗なら「やっぱりダメか」と意気消沈。そのまま気持ちが「引退」に傾く可能性があるからだ。
ジャパン・オープンには、15年世界選手権優勝のトゥクタミシェアやソチ五輪金メダルのソトニコワ(共にロシア)の強豪に加え、14年全米選手権優勝のゴールド、15年同大会優勝のワグナー(共に米国)らも出場予定。1年以上のブランクがあり、ソチ五輪直後の調子まで戻っていない浅田が上位に食い込むことは並大抵のことではない。
浅田は老若男女に愛され、休養中でもテレビやイベントに引っ張りだこだった。
広告代理店関係者からは「現役生活をボロボロになるまで続けるより、今すぐやめてタレントに転身した方が、好感度を保てるし将来にもプラス」という声もある。
初戦惨敗なら、あっさり現役を諦めて姉の舞とバラエティーで共演するかもしれない。