原監督の去就だけじゃない…巨人に必要なコーチ陣の総退陣

公開日: 更新日:

「貧打解消のため、シーズン終盤からノックバットのような長尺バットでティー打撃を行うなど、担当コーチがアイデアを出したが、効果は出ていない。菅野の神宮アレルギーも対策は立てたはずだった。菅野とCSを含めて11試合連続でバッテリーを組んでいた同級生捕手の小林を外し、この日はベテランの加藤と組ませた。首脳陣は小林のリードが単調でヤクルトに読まれているとみたようです。小林が先発マスクで敗れた2戦目のリードや好機での力のない打撃も不満だったのだろうが、大黒柱の阿部を一塁へコンバートしてまで小林を正捕手に育てようとしたチーム計画は完全に頓挫したことになります」

 原監督の責任は当然重いが、スペシャリストのはずの担当コーチが全く機能しなかったのも大問題。打てない、育成できない、課題も克服できない──。阪神は監督をはじめ、コーチの陣容も大きく変わりそうだが、巨人も「内閣総辞職」くらいのテコ入れが必要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」