入札額15億円超え “韓国50発男”朴炳鎬はツインズが交渉権
韓国のスラッガーを落札した球団が明らかになった。
スポーツ専門チャンネルESPN(電子版)ら複数の米メディアは9日(日本時間10日)、ツインズが韓国プロ野球ネクセン・ヒーローズからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手(29)の交渉権を得たと報じた。すでに発表されている入札額は1285万ドル(約15億8000万円)で、今後はツインズに独占交渉権が与えられる。
現在、開催中の「プレミア12」の韓国代表でもある朴は2年連続50本塁打を放っている右の長距離砲。今季は打率3割4分3厘、53本塁打、韓国プロ野球記録となる146打点をマークした。
朴の本職は一塁で過去に3度の首位打者を獲得したマウアーとかぶる。米メディアによれば朴とマウアーを一塁、DHで併用する方針だという。
ツインズのアジア人内野手といえば、朴と同様に10年オフにポスティングシステムで移籍した西岡剛(現阪神)が故障もあって通算打率2割1分5厘と期待を裏切った。メジャーの投手に対応できなければ、「韓国の大砲」は西岡の二の舞いになりかねない。