また発覚…韓国スポーツ界からなぜ八百長はなくならない
「またか」という話だ。
韓国警察は8日、バスケットボール男子の韓国プロリーグKBLの試合で、シュートを故意に外すなど八百長に加担した疑いが持たれている元選手など、違法なスポーツ賭博に関与した疑いでバスケットや柔道、レスリングの選手ら計26人を検挙したと、聯合ニュースが伝えた。
事件のきっかけはインターネットの違法賭博サイト。自分が所属するチームが負ける方に100万ウォン(約10万円)を賭けた友人のために、試合中にシュートを数本、わざと失敗していた疑いが持たれている。
韓国では11年から13年までに、プロ野球、サッカー、バスケット、バレーボールのメジャースポーツで八百長が行われ、大勢の逮捕者に自殺者まで出た。
日本も11年に大相撲の八百長問題が発覚。隣国の不祥事を偉そうに批判できないが、それにしても韓国はこの手の話がやたら多い。韓国事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏がこう語る。
「韓国人はギャンブル好きで、例えばゴルフ場に行くと賭けゴルフの負けを払え、払わないでよく殴り合いのケンカをしている。軍事政権時代、ギャンブルは完全に禁止されていたので、今はその時の反動もあって多くの人が賭け事をやっているのではないでしょうか」