米移籍秒読みマエケン 「意中球団はドジャース」の本音と根拠

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“ご指名”されたドジャースも大歓迎だろう。

 メジャー屈指の資金力を誇り、野茂英雄に始まり、石井一久ら多くの日本人選手を獲得してきた歴史がある。今季限りで引退した山本昌が野球留学したのもドジャースで、元球団会長のピーター・オマリー氏は「日本通」として、つとに知られている。

「ドジャースは今季、西地区で3連覇を果たしたが、先発投手の補強が喫緊の課題。今季19勝を挙げ、リーグトップの防御率1.66をマークしたエースのグリンキーが、18年まで結んでいた契約を破棄し、FAになったからです。グリンキーの代役は少々荷が重いとはいえ、スカウトは数年前からマエケンのことは視察し続けている。マエケンがポスティングを申請すれば、獲得に乗り出すのは間違いない。13年オフ、田中将大の入札時にはヤンキースとの争奪戦に敗れているだけに、長期の複数年契約など、相当の条件を用意するはずだ」(球界関係者)

 前田はプレミア12で日本が決勝(21日)に進出した場合、中4日で登板する可能性もある。それが広島カープの前田健太としての、最後の登板になるか。

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