プレミア12 優勝していたら想像するだにさぶイボが立つ
プレミア12の結論。負けてよかったのだ。あらゆる条件がこれだけ日本チームに味方しても優勝できず。3位決定戦でメキシコにコールド勝ちしたといっても、相手は(言っちゃ悪いが)はるばる太平洋をエコノミー席に詰め込まれて渡ってきた三流どころばかり、半分素人寄せ集めチームが日本のプロ野球タイトルホルダーばかりのオールスターに勝てる道理はねえや。本塁打をいくらぶち込もうと、準決勝の腹いせに過ぎん。
大谷翔平以外の代表選手はみな、いざという時に醜態をさらした凡庸で未完成なおのれを思い知ってシーズンオフを迎えたのだ。めでたいことじゃねえか。
これが……もし優勝でもしててみな。想像するだにさぶイボが立つ。
小久保は若き侍ジャパンを御した名将と持ち上げられ、中が空洞だと分からぬままどんどん鼻が高くなって、侍を育てていると錯覚し、次のWBCへ向けて砂の上とも知らずに壮大な構想をぶち上げて、来シーズンも各チームをそこどけそこどけ名将のお通りだ、と肩そびやかしてご視察めされて、大谷翔平の才能をすり減らすスリコギ野郎と化そう。