八角新理事長が誕生も…相撲協会を悩ませる白鵬の“増長”

公開日: 更新日:

「本来、内弟子は親方株を取得済みの力士か、部屋付親方が取るもの。独立するか、師匠から部屋を継ぐかが確定していなければ、おいそれとは『オレの弟子になれ』なんて言えませんよ。自分の部屋が持てなかった時、その力士はどうなるのかを考えれば当然です。親方になれる資格のない白鵬のそれは、厳密にいえば内弟子ではない。白鵬が勧誘した、宮城野部屋の後輩に過ぎない」

 しかも、白鵬は「20年東京五輪まで現役を続けたい」とも話している。5年後、“内弟子”1号の大喜鵬は31歳だ。まさか、その年になっても宮城野部屋で「居候」を続けろというのか。

 相撲協会は18日、理事会を開き、互選で八角事業部長(52=元横綱北勝海)を新理事長に選出した。ナンバー2の事業部長は尾車巡業部長(58=元大関琴風)が兼務する。

 八角新理事長は記者会見で、「北の湖理事長の思いを後世に残していかないといけない」と言った。白鵬のわがままに拍車がかかろうと、そうはいきそうもない雲行きだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が