ドジャースはしてやったり マエケン“格安年俸”に夫人の影

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「マエダは右肩と左太ももに故障歴がある。メジャーに来てから利き腕を痛めたダルビッシュ、タナカらの例もあり、ドジャースがリスクを恐れたのは確かだ。加えてもう一つ、ポスティングにかけられたマエダとの交渉が解禁となった昨年12月10日の前から『マエダの希望は西海岸』との情報が米球界には伝わっていた。聞けば、それはマエダ夫人の強い意向で、東海岸の球団は最初から交渉のテーブルに着く余地がないという話だった。夫人が2歳半の長女の生活環境や教育環境を重視し、ロサンゼルスでの生活を条件にしていると具体的に広まった。子供と生活のことを考えれば当然のことだが、これではドジャースを“逆指名”しているようなもの。しかも、マエダの家では夫人の意向がなによりも優先されるとの情報まで出回ったからね」(冒頭の代理人筋)

 複数球団による争奪戦になれば、必然的に条件は高騰する。が、早くから前田サイドの意向が漏れたことで、結果的に交渉球団の間口を狭め、ライバル不在のドジャースに足元を見られたのだ。

■日本人選手の評価はますますシビアに

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