女子テニス大坂なおみも 五輪メダル数決める“ハーフの力”
■東京五輪の金メダルの目標は25~30個
この大坂をはじめ、近年の国内スポーツ界ではハーフ選手の活躍が目立つ。
昨年のW杯で日本中を沸かせたラグビー日本代表の松島幸太朗(22=父・ジンバブエ)、同年世界陸上200メートル代表のサニブラウン(16=父・ガーナ)、サッカーU23日本代表FWの鈴木武蔵(21=父・ジャマイカ)、昨年の柔道世界選手権90キロ級銅のベイカー茉秋(21=父・米国)、ソチ五輪スピードスケート5000メートル代表のウィリアムソン師円(20=父・オーストラリア)。ダルビッシュ(29=父・イラン)や楽天のオコエ(18=父・ナイジェリア)もそうだ。
女子も、陸上中長距離の高松望ムセンビ(18=父・ケニア)や昨年の女子バレーのワールドグランプリで唯一高校生として全日本代表に選出された宮部藍梨(17=父・ナイジェリア)、同年世界柔道団体金のヌンイラ華蓮(24=父・ガーナ)、オコエの妹・桃仁花(高2)も女子バスケットU16日本代表候補に入った。この中には、東京五輪で日の丸をつける選手もいるだろう。