今季も進む意識改革 ヤクルト強力打線に“鬼に金棒”計画

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「攻撃側からすると捕手がブロックできない分、点が入りやすいイメージですね」

 こう言うのは、ヤクルトの真中監督だ。

 4日、本塁上のクロスプレーで今季から「新ルール」が適用されることを受け、審判団も伴って本塁クロスプレーの守備、走塁練習を行った。

 捕手のベース上でのブロックや、走者の捕手へのタックルが禁止される。捕手は走路を空ける必要があるため、捕球時はホームベースの前や打席ボックスに立ち、いわゆる「追いタッチ」の形をとらざるを得ない。

 練習中は選手から捕手に向けて「今のはブロックだ!」との声も出る中、新ルール適用で最も影響を受けそうな捕手の中村はこんな感想を漏らした。

「衝突プレーがなくなりケガのリスクは減るが、今回の練習ではアウトのタイミングでもほとんどがセーフだった。得点がすごく増えると思う。走者の走塁技術がうまいと、タッチをかいくぐって点になるし、タッチをしている間に打者走者が二塁に行くケースも想定しないといけない」

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